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yamashoです。

この間お仕事で 「アイスケーキの物撮り」の撮影をやってきました〜!

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リュウ
うまそう〜!
yamashoさん
撮影の仕事で更新が遅くなりましたので、今日は露出のまとめをするね!
リュウ
さぼってねぇで、どんどん更新しろよ!
yamashoさん
いや〜仕事が忙しくて・・
リュウ
いいわけはやめろよ!!大切なのは結果だろ!結果だせよ!もっと熱くなれよ!
yamashoさん
お前は松岡修造か!!

露出をより理解する用語「段とEV」とは

前回までは、写真を綺麗に撮る為の知識として、「露出のトライアングル」について書いていきました。
え!?まだ見てないよ!って方は、必ず見てください。
「露出のトライアングルの話」→こちら

そして、良い露出をする為には、3つ要素が不可欠です。

「絞り(F値)」・「シャッタースピード」・「ISO感度」

この3点を組み合わせることで、適正な露出を出していきます。

さて、この露出を出す時に良く使われる言葉として「段(ダン)やEV」って用語があります。

リュウ
段とかEVってなんだ?
yamashoさん
段っていうのは、今回話した絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」をそれぞれ「段階化」したもの。って覚えたら分かりやすいかな
リュウ
???
yamashoさん
まず初心者のつまずき易いポイントとして、今の設定よち「+1段(EV)」露出を上げるとか「-1段(EV)」 下げるとか用語が飛び交う時があります。
リュウ
そんな事言われたら訳わかんねぇな!
yamashoさん
まずここでは、「EV」は英語読みで「段」が日本語読みと思って欲しい
リュウ
早くその意味を教えろ!
yamashoさん
へいへい。

この段(EV)の操作は、セミオートモード(Pモード、A(Av)モード、S(Tv)モード)やマニュアルモードの時に活用します。
※オートモードは、全てがカメラ任せになるので、段やEVの事を知らなくても無縁の話だと思うが、
折角カメラを持っているのであれば、オートモードから抜け出して、セミオートやマニュアルモードでチャレンジして欲しい。

段とEVの理解が深まると、1枚目の写真を試し撮りした時に2枚目の撮影の成功確率が,
グーーン!!と上がるスキルとなるので、覚えて損は無いです!!

それでは、張り切っていきましょう!!

 

絞りの段〜一段絞る/一段開ける〜

スクリーンショット 2016-08-17 9.32.50
絞りの記事をまだ見てなければ見て欲しい。

絞りとF値の関係性は、数値が増えるほど絞られていき、数値が少ないほど絞りが開放側になっていきます。

先にいうと、このF1,0→F1,4へ上がる事を「一段絞る」といいます。
F値が一段上がると、光の量が半分になるので、露出は暗くなります。

その逆に、F4.0→F2.8へ数値を低くする場合は、「一段開けて」言われます。

スクリーンショット 2016-09-04 13.58.24

※イラスト作っては見ましたが、絞った時のサイズはイメージでしかありません。
(F4.0のイラストは絞り過ぎてしまいました)

 

この図では、左から見るF値の増え方が、F1.0→F1.4→F2.0→F2.8→ F4.0と不規則に変わっているように見えるが
実は、規則性があって、2つ飛ばしで見るとちょうど2倍ずつ増えているんですね。

F値の数値は、この図でいうと「F4.0」で終わってますが、続きがあります。
「F1.0→F1.4→F2.0→F2.8→ F4.0→F5.6→F8.0→F11→F16→F22→F32」って具合です。
この赤文字で書かれている所だけを注目すると、2倍ずつ増えているのが分かると思います。

何故この数値になった経緯を話すと、時間がかかるので、この並びは覚えた方が良いです。

ですから良くカメラの業界では「一段絞って」とか「一段開けて」とか言われた時には、
この事を言っているのだ思ってください。

2段3段4段・・・

段に関しては、一段だけではなく2段3段とあります。

スクリーンショット 2016-09-04 14.20.48
例えば、
F5.6を基準に2段開ける場合は、F2.8になります。
F5.6を基準に3段絞る場合は、F16になります。

絞りの記事の記事でも「被写界深度」について話してましたが、絞りを開放側にするとボケやすくなり、
絞り側にすると全体的にピントがあった写真になります。

「被写界深度」で写真全体の表現の方法を大きく変えていきますので、
ボケさせたい時は、レンズ開放側にもっていき、クッキリさせたい場合は絞り側にF値を変えてください。

 

 

シャッタースピードの段〜一段速く/一段遅く〜

次は、シャッタースピードの段について話していきます。

こちらもシャッタースピードの記事をまだ見てなければ、見てください。
スクリーンショット 2016-08-20 10.48.16

このシャッタースピードも、絞り値と同じように「段」が存在します。
通常手持ちで撮影をする場合は「1秒」以下の速度で撮影をする事がほとんどですので、
通常の撮影で手ブレをせずに撮影ができるシャッタースピードが「1/125秒」での撮影であったりします。
ペットなどの動きが速い被写体は「 1/1000秒」なんかで撮影をします。

1秒を基準とした、シャッタースピード段数は、
「1秒→1/2秒→1/4秒→1/8秒→1/15秒→1/30秒→1/60秒→1/120秒→1/250秒→1/500秒→1/1000秒」
てな具合で分母が倍々に上がってる事がわかります。
これも F値同様、呼び名があります。
1秒から1/2秒にする時は「一段速く」
逆に1/2秒から1秒にする時は「一段遅くと言ったりします。

一段遅くすると、光がセンサーへ入ってくる量が2倍になり、
一段早くすると、光がセンサーに入ってくる量が1/2(半分)になります。

これは、絞り値の数値も一段「開ける」か「絞る」かをすると、
入ってくる光の量も「2倍」「1/2(半分)」になるように
シャッター速度の段と同じ効果となります。

それでは、今が[1/30秒]で設定をしていた場合の段数設定表を作ってみました。

スクリーンショット 2016-09-04 14.47.15

 

1/30秒でシャッターを切った時に、
「2段速く」すると「1/125秒」となり、「2段遅く」すると「1/8秒」となります。

露出設定のルール

ここで覚えて欲しい事が1つあります。
写真を上手く撮る為には、この段を理解する事が一番の近道です。

スクリーンショット 2016-09-04 16.02.59

この図を見てください。

例えばこの図でいう真ん中の「F値5,6」「速度1/30秒」の設定が「適正露出」だったとします。
設定 F5.6,1/30時

DSC_3034

もっと背景をボケさせて、被写界深度を浅くしたい時、
F値を「4段開けて」「F1.4」まで下げました。

設定 F1.4,1/500時

DSC_3036

手前のシロヤギさんの明るさ(露出)は変わらないまま、背景がぐーんとボケたと思います。
その時に、A(Av)モードであると、シャッタースピードが勝手に「 1/500」まで設定されるはずです。

リュウ
おおー!明るさ変わらずボケたね!

これは、絞りを4段開けたから、シャッタースピードも4段速くしないと「綺麗な露出」が取れないから、
勝手に速度が上がったと思ってください。

設定 F11,1/8時

DSC_3037

次は全体的にピントを合わせたい時の設定として、絞りをF11に4段絞りました。

リュウ
おお!背景クッキリ!

この時はレンズの絞りが4段絞られたので、シャッター速度を4段遅くしてあげないと、適正な露出を得る事ができません。

リュウ
シャッター速度と絞り値の組み合わせで、露出を変えていくんだね!
yamashoさん
その通り!ただこれは昼間で、晴れてて太陽の光が十分にある場所ではこの方法が使えるが、夜や室内になってくると、「ISO感度」を調整しなければならない。。
リュウ
出た!ISO感度!

忘れてはいけないISO感度の存在

ISO感度にも段が存在します。

ISO感度の記事はこちらから

スクリーンショット 2016-09-04 16.51.06

ISO数も感度が存在します。
「100→200→400→800→1600→3200→6400→12800→24800・・」と
100を基準に数値は2倍ずつ上がると、段も1段ずつ上がる仕組みとなります。

しかし、このISO感度は、数値を上げすぎてしまうと、ノイズが現れて、
「画質が悪くなる」といった特徴があります。

ですので、この画質が悪くなると良い露出で撮影をした写真でも画質が悪くなり、
残念な写真となるので、基本は「100か200で設定」をすると覚えていてください!

まとめ

セミオートモード、マニュアルモードで撮影をする時は、
この「段」を覚えておけば、どの設定を変えれば、綺麗な明るさで撮影が出来るかが分かるようになります。

僕が適正露出で撮影をする時に、露出トライアングルにおいて、決めている3つのポイントがあります。

ポイント 1 被写体によって撮影モードを決める

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写真を撮る上で、このポイントが一番大事です。

例えば、動物やスポーツシーンみたいに、動きが少ないものは、
シャッタースピードはある程度速くなくても、手ブレしない程度に設定をする事ができます。
この場合は、F値を調節して「被写界深度」を決める事が重要です。

なぜなら、どういう写真にするかはこの「絞りの設定」が全てと言っても過言では無いからですね。
この時はマニュアルモードかセミオートではA(Av)モードにして、絞り値優先で露出を決めていきます。

逆に、 スポーツシーンや動物の動きの速いシーンの時は、シャッタースピードを速くしないと、
露出はとれても、被写体がブレブレの写真になるので、マニュアルモードかSモードで撮影をすると、
動きが止まった写真になるでしょう!

ポイント2 ISO感度を気にする

スクリーンショット 2016-08-23 8.25.47

どのシーンも、ISO感度は下げている事にこした事は無いです。
ただ、いつでも昼間の日が出ている時の撮影では無いはず、その時は
ISO感度を上げて、適正露出が取れるようにしましょう。

例えば、体育館でフラッシュ撮影が使えない場合のスポーツ写真なんかは、
ISO感度を上げないと露出アンダーとなり、全体的に暗い写真になります。

基本は、低いISO感度から入って、何段上げれば明るくなるかをイメージしながらシャッターを切る事ですね。

このISO感度は、カメラ本体の性能に依存するので、高級なカメラほどISO感度が高くても
画質が悪くならないんです。

センサーサイズが、フルサイズのカメラは画質が良く、APS-Cやフォーサーズとセンサーサイズが小さくなるほど、
同じISO数値であったとしても、画質は変わってくるのでそこは予算があれば、センサーサイズがフルサイズのカメラを
持つ事をお勧めします。

ポイント3 シャッターを押す前に露出メーターを見る

これは、失敗写真を減らすテクニックの中では、必ず試して欲しいですね!

スクリーンショット 2016-08-20 12.59.39

シャッターを切る前についついファインダー越しの、世界に見入ってしまって露出メーターを
見忘れになる事があると思います。

ファインダー内にも、露出メーターはついてる機種は多いですので、シャッターを切る前には
この露出メーターを見て、狙い通りの露出が取れているかを確認した方がいいです。

 

リュウ
この段さえ覚えておけば、どの段を上げたり下げたりすればよいかが分かるね!
yamashoさん
この段の理解が深まれば失敗写真は減り、オートモードに頼った撮影がなくなるぞ!
リュウ
これで露出はバッチリだな!ちゃんと更新はサボらず行えよ!
yamashoさん
こっちの苦労も知らず偉そうに・・

長くなりましたが最後まで見て頂きありがとうございました!

それではまた!

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